「コールセンターは疲れる」と聞いて、50代未経験の自分に続けられるのか不安になる人もいるでしょう。
実際に働いてみると、電話対応だけでなく、画面操作や聞き取り、言葉選びを同時に行うため、慣れるまでは思った以上に疲れやすい仕事です。
コールセンターが疲れると感じやすい理由
50代未経験でコールセンターの仕事を始める時、「座って電話を受ける仕事なら、体力的には楽なのでは」と思う人もいるかもしれません。
たしかに、立ち仕事や重い荷物を運ぶ仕事に比べれば、体への負担は少ないように見えます。
しかし実際には、コールセンターにはコールセンター特有の疲れがあります。
長時間座ること。
画面を見続けること。
ヘッドセットを使って話し続けること。
お客様の話を集中して聞き続けること。
決められた時間の中で対応すること。
こうした負担が重なると、思った以上に疲れを感じることがあります。
特に50代から未経験で始める場合は、最初から無理をしすぎず、疲れやすい理由と対策を知っておくことが大切です。
座り仕事でも体は疲れる
コールセンターは基本的に座り仕事です。
そのため、体力に自信がない人でも始めやすい仕事の一つではあります。
ただし、座っているから楽とは限りません。
長時間同じ姿勢でいると、肩、首、腰に負担がかかります。
特に、画面を見ながら電話応対をして、同時に入力も行う場合、自然と前かがみになりやすくなります。
最初のうちは仕事を覚えることに集中しているため、自分の姿勢まで意識できないこともあります。
気づいたら肩がこっていた。
腰が重くなっていた。
首が張っていた。
このような疲れは、コールセンターでは珍しくありません。
大切なのは、座り仕事だから大丈夫と油断しないことです。
目の疲れにも注意が必要
コールセンターでは、パソコン画面を見る時間が長くなります。
お客様情報を確認する。
対応履歴を見る。
マニュアルを確認する。
入力内容をチェックする。
電話で話している間も、画面を見ながら作業することが多くあります。
そのため、目の疲れを感じる人もいます。
特に50代になると、若い頃よりも小さな文字が見えづらくなったり、長時間画面を見ることが負担になったりすることがあります。
画面の文字サイズを調整できるか。
メガネや老眼鏡が合っているか。
休憩時間に目を休められているか。
こうしたことも、働きやすさに関係します。
目が疲れると、集中力も落ちやすくなります。
ミスを防ぐためにも、目の疲れは軽く見ない方がよいです。
ヘッドセットや聞き取りで疲れることもある
コールセンターでは、ヘッドセットを使って電話応対をする現場が多くあります。
慣れないうちは、耳への違和感や、音声を聞き取り続ける疲れを感じることがあります。
お客様によっては声が小さい場合もあります。
周囲の音や、自分の集中力の問題で聞き取りづらく感じることもあります。
聞き間違えないように集中する。
必要な情報を聞き取る。
内容を確認しながら入力する。
これを続けていると、体だけでなく頭も疲れてきます。
聞き取れなかった時は、無理に分かったふりをしないことが大切です。
「恐れ入ります。もう一度お願いいたします」
「確認のため、復唱いたします」
このように、丁寧に確認する方が安全です。
聞き返すことは、悪いことではありません。
むしろ、間違ったまま進める方が危険です。
空調が合わないこともある
コールセンターの執務室では、空調が自分の体感に合わないことがあります。
暑いと感じる人もいれば、寒いと感じる人もいます。
同じフロアでも、座席の場所によって空調の当たり方が違う場合もあります。
特に、長時間同じ席に座っていると、冷えや暑さがじわじわ負担になることがあります。
寒がりの人は、薄手の羽織りものを用意しておくと安心です。
暑がりの人は、通気性のよい服装を意識するのもよいでしょう。
ただし、職場によっては持ち込みできるものにルールがあります。
ひざ掛け、クッション、飲み物、卓上ファンなどは、使える現場と使えない現場があります。
自己判断で持ち込まず、事前に確認しておくことが大切です。
館内ルールや共有スペースの使い方については、こちらの記事でも詳しく書いています。
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休憩時間の使い方で疲れ方は変わる
コールセンターでは、休憩時間の使い方も大切です。
休憩中もスマートフォンを見続けていると、目や頭が休まりにくいことがあります。
もちろん、好きなことをして気分転換するのは大切です。
ただ、疲れを残したくない場合は、少しだけ画面から目を離す時間を作るのもおすすめです。
軽く肩を回す。
首をゆっくり動かす。
席を立って歩く。
深呼吸する。
遠くを見る。
このような小さな工夫でも、疲れ方は変わります。
50代から長く働くことを考えるなら、休憩はただ時間をつぶすものではありません。
次の勤務時間に向けて、体と気持ちを整える時間です。
最初から完璧を目指しすぎない
未経験でコールセンターに入ると、最初は覚えることが多くあります。
電話の流れ。
システムの操作。
マニュアルの見方。
保留の使い方。
後処理の入力。
お客様への言葉遣い。
これらを一度に覚えようとすると、かなり疲れます。
特に50代未経験の場合、若い人より覚えるのに時間がかかるのではないかと不安になる人もいるかもしれません。
しかし、最初から完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、分からないことをそのままにしないこと。
メモを取ること。
同じミスを減らす工夫をすること。
指示やフィードバックを素直に受けること。
疲れやすい時期は、仕事に慣れるまでの通過点でもあります。
焦らず、一つずつできることを増やしていきましょう。
疲れを感じたら早めに相談する
疲れが強くなってきた時は、我慢しすぎないことも大切です。
体調が悪いのに無理を続けると、集中力が落ち、ミスにつながることがあります。
また、精神的な負担が大きくなると、仕事そのものがつらく感じやすくなります。
勤務時間、シフト、業務内容、席の環境などで困っていることがあれば、早めに相談しましょう。
派遣社員であれば、派遣会社の担当者に相談する方法もあります。
現場の管理者やSVに相談できる場合もあります。
「これくらいで相談していいのかな」と思うことでも、早めに伝えた方が解決しやすい場合があります。
長く働くためには、我慢だけで乗り切ろうとしないことも大切です。
派遣社員として最初に確認すべき基本ルールについては、こちらの記事も参考にしてください。
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まとめ
コールセンターが疲れると感じるのは、年齢だけが原因ではありません。慣れない電話対応やパソコン操作、緊張が重なることで、最初は誰でも疲れやすくなります。
50代未経験でコールセンターの仕事を始めると、座り仕事でも疲れを感じることがあります。
長時間同じ姿勢で座ること、パソコン画面を見ること、電話の音声を聞き取り続けること、空調が合わないこと、覚えることが多いこと。
こうした要素が重なると、体も頭も疲れやすくなります。
しかし、疲れやすい理由を知っておけば、対策はできます。
姿勢に気をつける。
目を休める。
休憩時間に体を動かす。
空調対策をする。
分からないことは早めに確認する。
無理を感じたら相談する。
コールセンターの仕事は、慣れてくると自分なりのペースを作りやすくなります。
最初から完璧を目指さず、体と気持ちを整えながら、少しずつ慣れていくことが大切です。
50代からでも、無理なく続ける工夫を知っていれば、安心して働き始めることができます。
