50代未経験が無理なくシフトを選ぶ考え方

50代未経験でコールセンターの仕事を始める時、仕事内容や電話応対の不安に目が向きやすいものです。

もちろん、研修についていけるか、電話に出られるか、パソコン操作ができるかも大切です。

ただ、実際に長く続けるうえで見落としやすいのが、シフトの選び方です。

コールセンターの仕事は、比較的いろいろな働き方を選びやすい仕事です。

午前だけ、午後だけ、夕方から、土日中心、週3日、週5日、フルタイムなど、現場によってシフトの種類はさまざまです。

選択肢が多いことはメリットですが、最初から無理な働き方を選んでしまうと、仕事そのものよりも生活リズムの乱れで疲れてしまうことがあります。

特に50代から未経験で始める場合は、時給や勤務時間だけで決めるのではなく、自分の体力、生活リズム、通勤時間、家庭の事情まで含めて考えることが大切です。

最初から頑張りすぎるシフトを選ばない

新しい仕事を始める時は、つい「しっかり働かないと」「できるだけ稼ぎたい」と考えがちです。

その気持ちは悪いことではありません。

ただ、未経験のうちは、仕事を覚えるだけでもかなり頭を使います。

電話応対、システム操作、マニュアル確認、保留、後処理、管理者への質問など、慣れるまでは一つひとつに緊張します。

その状態で、いきなり長時間勤務や連勤を入れすぎると、体力より先に集中力が切れてしまうことがあります。

コールセンターでは、疲れた状態でも電話は鳴ります。

疲れているからゆっくり対応する、今日は気分が乗らないから手を抜く、ということはできません。

だからこそ、最初のシフトは「少し物足りないかな」と思うくらいから始めてもいいのです。

慣れてから時間や日数を増やす方が、結果的に長く続きやすくなります。

無理なく長く働く考え方については、こちらの記事でも詳しく書いています。

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自分の生活リズムに合う時間帯を選ぶ

シフトを選ぶ時は、勤務時間だけでなく、その前後の生活も考える必要があります。

たとえば、朝が苦手な人が早朝シフトを選ぶと、出勤前から疲れてしまいます。

反対に、夜遅い勤務が続くと、帰宅後に寝る時間が遅くなり、翌日の生活リズムが崩れやすくなります。

若い頃は多少無理がきいても、50代以降は睡眠不足や疲れが翌日に残りやすくなります。

これは気合いの問題ではありません。

長く働くためには、自分の体のリズムを知っておくことも仕事の準備です。

朝の方が頭が働く人もいれば、午後からの方が調子が出る人もいます。

家族の用事、通院、家事、介護、趣味の時間など、人によって生活の優先順位も違います。

無理に職場に合わせすぎるのではなく、自分が安定して出勤できる時間帯を選ぶことが大切です。

コールセンターで疲れやすい理由については、こちらの記事でも詳しく書いています。

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▶ 50代未経験がコールセンターで疲れやすい理由と対策

固定シフトか希望シフト制かも確認する

コールセンターの派遣会社や現場によっては、シフトの決まり方にも違いがあります。

毎週同じ曜日・同じ時間で働く固定シフトの現場もあれば、1か月ごとに希望シフトを出して、その中で勤務日が決まる現場もあります。

固定シフトは、生活リズムを作りやすいのがメリットです。

毎週同じ時間に働くため、家事、通院、家族の予定、趣味の時間などを組み立てやすくなります。

一方で、曜日や時間が固定されるため、急な予定変更には対応しにくい場合があります。

希望シフト制は、自分の予定に合わせやすいのがメリットです。

1か月の中で働ける日を出せるため、家庭の事情や通院、用事がある人には助かる働き方です。

ただし、希望を出したからといって、必ずその通りに入れるとは限りません。

現場の人員状況によっては、希望より勤務日数が少なくなったり、逆に出勤の協力を求められたりすることもあります。

50代未経験で始める場合は、どちらが良いかを一概に決めるより、自分の生活に合うかどうかで考えることが大切です。

毎週同じリズムで安定して働きたい人は固定シフト。

家庭や通院、予定に合わせて調整したい人は希望シフト制。

求人を見る時や派遣会社に確認する時は、勤務時間だけでなく「シフトは固定なのか」「毎月希望を出せるのか」まで確認しておくと安心です。

通勤時間と交通費も含めて考える

求人を見る時、勤務時間だけを見て判断してしまうことがあります。

しかし、実際には通勤時間も含めて考えなければいけません。

たとえば、勤務時間は6時間でも、片道1時間半かかる職場なら、実際には一日の負担はかなり大きくなります。

また、朝の満員電車、雨の日の移動、帰宅時間の遅さなども、続けていくうえでは無視できません。

さらに確認しておきたいのが交通費です。

派遣会社や求人によっては、交通費が時給とは別に支給される現場もあれば、交通費込みの時給になっている現場もあります。

一見すると時給が高く見えても、交通費込みの場合は、通勤にかかる金額を差し引いて考える必要があります。

たとえば、時給だけで見ると条件が良く見えても、交通費が自己負担に近い形になると、実際に手元に残る金額は思ったより少なくなることがあります。

特に通勤距離が長い場合は、交通費の扱いはかなり大切です。

コールセンターの仕事は座っている時間が長い反面、精神的には集中力を使います。

帰り道が長いと、疲れを家まで持ち帰りやすくなります。

「このシフトなら働けそうか」だけでなく、「この通勤を続けられそうか」「交通費を含めて納得できる条件か」まで考えると、無理のない選び方になります。

土日勤務や遅番は条件だけで決めない

コールセンターの求人では、土日勤務や遅番に入れる人が歓迎されることがあります。

現場によっては、土日や夜の方が時給が高い場合もあります。

ただし、条件が良いからといって、自分の生活に合わないシフトを選ぶと負担になります。

土日勤務が続くと、家族や友人との予定が合わせにくくなることがあります。

遅番が続くと、夕食や睡眠の時間がずれやすくなります。

もちろん、土日勤務や遅番が悪いわけではありません。

人によっては、平日に休める方が合っている場合もあります。

大切なのは、時給や採用されやすさだけで決めないことです。

自分の生活に無理なく組み込めるかを考えて選ぶことが、長く働くためには必要です。

休憩時間の取り方も確認しておく

シフトを考える時は、休憩時間も確認しておきたいポイントです。

コールセンターでは、電話の本数や人員配置の関係で、休憩時間がきっちり決められている現場が多くあります。

自分の都合で自由に休憩に入れるとは限りません。

また、休憩室があるか、食事を取れる場所があるか、外に出られるか、喫煙する人であれば喫煙場所があるかも、働きやすさに関わります。

50代以降は、短い休憩でも気持ちを切り替える時間が大切です。

長時間シフトを選ぶ場合は、勤務時間だけでなく、休憩の取り方も確認しておくと安心です。

シフトは信頼にもつながる

コールセンターでは、決められたシフトにきちんと出勤することがとても大切です。

管理者側から見ると、スキルが高い人でも、急な休みや遅刻が多いと安心して任せにくくなります。

逆に、最初は覚えるのがゆっくりでも、決められたシフトを守って出勤できる人は、現場では信頼されやすいです。

だからこそ、無理なシフトを入れて休みが増えるより、自分が守れるシフトを選ぶ方が結果的に評価につながります。

「たくさん入れる人」が必ずしも一番良いわけではありません。

「安定して入れる人」は、現場にとってとても大切な存在です。

50代未経験であれば、まずは自分が無理なく続けられる働き方を選び、出勤を安定させることを意識しましょう。

50代がコールセンターで長く働くコツについては、こちらの記事でも詳しく書いています。

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▶ 50代がコールセンターで長く働くコツ

まとめ

50代未経験でコールセンターの仕事を始める時、シフト選びはとても大切です。

時給や勤務時間だけで決めるのではなく、自分の体力、生活リズム、通勤時間、家庭の事情、休憩の取り方まで含めて考える必要があります。

固定シフトの現場もあれば、1か月ごとに希望シフトを出せる現場もあります。

交通費が別で支給される求人もあれば、交通費込みの時給になっている求人もあります。

だからこそ、求人を見る時は、表面的な時給や勤務時間だけで判断しないことが大切です。

最初から頑張りすぎるより、慣れてから少しずつ増やす方が長く続きやすくなります。

コールセンターでは、決められたシフトを守って安定して出勤できることも信頼につながります。

無理をして短期間で疲れてしまうより、自分に合ったシフトで長く働けることの方が大切です。

50代から新しい仕事を始めるなら、頑張れるシフトではなく、続けられるシフトを選ぶ。

それが、コールセンターで無理なく働き続けるための大事な考え方です。